甲子園優勝と雑感
第83回センバツ高校野球大会
母校である東海大相模が優勝しました。
決勝戦の時間は、バスケ部のトレーナー活動をしていたので試合を見れませんでしたが、帰宅して録画してた試合を見ました。
僕自身はずっとバスケをしていましたが、高校野球が好きでよく球場へ足を運んだりもします。
そんな野球素人の僕ですが、今回の勝因を挙げてみます。
試合を見れば、今回の優勝は文句なしの走・攻・守が素晴らしかったことが挙げられます。
でも、母校は野球の名門であり、これまでも数多くの逸材がいました。
それら歴代のチームと比べて、今年のチームが飛びぬけて能力が高かったかと聞かれれば、違うと思います。
では、何故今年優勝できたのか?
選手は歴代の先輩と比べて飛びぬけた能力はないと思いますが、監督の采配や目指している野球が変わってきたのかと・・・かなりイヤらしいと言うか、相手が嫌がる野球だと思います。
塁に出れば大きくリードを取り、揺さぶる。
誰でも盗塁してくる。
内野ゴロでも全力疾走で内野安打にできる。
いつでも1つ先の塁を狙う。
これらの走塁は相手投手、そして守備陣に大きな大きなプレッシャーとなるはずです。
そして投手はランナーが気になり、野手は処理を焦ります。
さらに2回戦の大垣日大戦では、投手がサイドスローということもあり、打者はベースギリギリに立ち、死球もいくつかもらいました。
相手投手は内角を攻めづらくなり、甘く入った球を見事にヒットにする。
守備も多くのファインプレーが見られ、相手にはプレッシャーとなります。
さらに、良い当たりでも野手の正面のライナーなんて場面も多々見られました。
これはしっかり相手を研究し、守備位置を細かく変えているからこその結果だと思います。
なのでヒット性の当たりもアウトになる。相手はリズムに乗り切れません。
こうして序盤からジワジワと相手にプレッシャーをかけ続け、自分達のペースを握る。
勢いに乗れば、甘い球はもちろん厳しいコースの球をもヒットにし、ホームランにしてしまいます。
相手は投げるコースがなくなり、頭の中では相当な焦りが生じます。
硬くなった身体はパフォーマンスを下げ、さらなる焦りへと繋がる。悪循環に陥ります。
つまり、厳しい球をヒットにする打撃力や、ファインプレーなどの目を見張る守備も多々ありましたが、今回の勝因は・・・
・序盤から走塁で相手にプレッシャーをかけ続けた。
・研究しつくした守備位置でヒット性の当たりをアウトにし、相手の流れを作らせなかった。
これらがボディーブローのように回を重ね、試合を重ねるごとに効いてきたのだと思います。
これまで何年も夏の甲子園の扉を、横浜高校の渡辺監督に阻まれてきた結果、今のイヤらしいスタイルが出来上がったのだと思います。苦渋をしいられ成長したというのか・・・
これで門馬監督も以前のような迷監督のレッテルはなくなってきたのではないかと思います。
とにかく優勝おめでとうございます。
最後の佐藤主将のインタビューも立派で感動しました!
また明日から春夏連覇目指して、がんばってください!!
バスケ部も負けじとがんばろう◎
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